ムーミンデー:イベントレポート

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ムーミン誕生80周年を祝う「ムーミンの日」 北欧パビリオンで開催!

2025年8月9日、北欧パビリオンにて、フィンランド生まれの国民的キャラクター「ムーミン」の誕生80周年を記念した特別イベント「ムーミンデー」を開催しました。国や世代を超えて“しあわせ”を分かち合う一日となりました。

ムーミンの日とは?

ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンの誕生日である8月9日は、世界中で「ムーミンの日」として親しまれています。1945年に出版されたムーミン小説第1作『小さなトロールと大きな洪水』から80年を迎えた2025年、今年のテーマは “The door is always open”。このメッセージには、多様性と包摂、そして誰もが戻れる“居場所”の存在が込められています。

ムーミンとグリーティング

ムーミンが登場するたびに歓声が上がり、子どもから大人まで笑顔に包まれたセッション。埼玉県飯能市の「ムーミンバレーパーク」からやってきたムーミンは、会場の特設フォトブースで来場者と記念撮影に応じました。

手紙ワークショップ

ムーミンと“手紙”の深いつながりをテーマにしたオリジナルポストカードづくりワークショップでは、来場者が思い思いの色を塗り、アルミホイルで加工したカードを北欧パビリオン設置のポストから投函。限定のムーミン切手と小型印が押された心のこもった手紙が、後日、大切な人のもとへ届けられました。

ムーミンのんびりパビリオンタイム

夕方以降はアニメ『ムーミン谷のなかまたち』の上映や、子どもたちが楽しめるムーミン塗り絵コーナーを開放。ゆったりとした時間が流れ、北欧らしいやさしさに触れるひとときとなりました。

フィンランド政府代表 ニタ・ピルカマ氏からのメッセージ

「ムーミン誕生80周年という節目の年に、「ムーミンの日」を大阪・関西万博で開催できたことを大変光栄に思います。ムーミン谷の物語は、新しい“家”を探す旅。北欧パビリオンもまた、価値観を共有する5カ国が集う“家”であり、多様な人々をあたたかく迎え入れる場所です。」

株式会社ライツ・アンド・ブランズ 代表取締役社長 伊東久美子氏

「トーベ・ヤンソンが信じた“心のこもったやりとり”を大切にする価値観を、日本郵便とともに「手紙を送るプロジェクト」として形にできたこと、そしてこの特別な年に大阪・関西万博で届けられたことを心から嬉しく思います。」

ムーミンは、“ちがい”を受け入れ合い、誰もが自分らしくいられることの大切さを描く物語です。北欧パビリオンで開催された「ムーミンの日」もまた、来場者一人ひとりがそのメッセージに触れ、“しあわせ”の本質を感じる一日となりました。たくさんのご来場ありがとうございました!