北欧パビリオンのテーマとロゴが決定
北欧パビリオンは、2025年大阪万博に向けて、パビリオンの名前とコンセプトを6月27日に都内にて発表しました。北欧パビリオンは「ノルディック・サークル」と名付けられます。この名前は、北欧各国がそれぞれの最善を持ち寄り、さらに北欧諸国間だけではなく日本を始めとする各国と新たなつながりを築き、持続可能な発展を目指す北欧パビリオンのビジョンを具現化するものです。
「北欧と共に、より良い明日へ」というメッセージを込めており、近い地域とはいえ価値観も文化も異なる5つの北欧諸国が、違いを超えて信頼し合あうことで、持続続可能性、イノベーション、そして世界各国との協力を達成するという北欧諸国の強いコミットメントを表しています。
また、円形のモチーフを採用したロゴには、人と人とのつながりに加え、持続可能性と生命の輪郭を象徴し、自然と人との相互の関連性を反映しました。
「『ノルディック・サークル』は、北欧5カ国が協力し合って目指す持続可能な解決策へのコミットメントの象徴です。協力は北欧パビリオンのユニークさであり、我々の強味として、大阪・関西万博で体現することを目指します。」― Chairman, 北欧パビリオン、マグナス・シュルツ (Magnus Schöldtz)
「国際参加者会議(International Participants Meeting)の時期に合わせてコンセプトを発表できることを誇りに思います。『ノルディック・サークル』という名前の下、5カ国が協力することで生まれるケミストリーを披露し、さらに世界各国の人々とより大きなゴールを目指せるよう、開催に向けて着実に準備を進めていきます。―Vice Chairman, 北欧パビリオン、イダ・クレウッツァー (Idar Kreutzer)
北欧パビリオンは5月に着工し、3月半ばに完成予定です。環境に優しい北欧マインドセットを表現する木造建築で、使用した木材は再利用を前提としています。また、展示には廃棄されてしまう米を使用した紙を用いて、人と人、人と自然のつながりを表現し、来館者をお迎えする予定です。
北欧5カ国が生み出す、人と自然とのつながり、イノベーション、持続可能な社会に関する取り組みを、どうぞお楽しみに!